2010/01/01
内田雅章観察日記 No.30
あけましておめでとうございます。
皆様、ご無沙汰しております。
康原です。
久々の内田雅章観察日記!!
本日、2010年1月1日に更新をさせていただきます。
このコーナーは私の気まぐれで始まり(笑)、もう30回目になりました。楽しみにしていた方には、更新をせずにいて申し訳ございませんでした。今年からは毎週金曜日ではなくて、書きたいときに書くというスタイルで更新させて頂きたく思います。
内田には確認をしておりませんが・・・あーーまた勝手に決めたら怒られますね・・・(笑)
でも思ったのです!書きたいときに書く!その方が伝えたいことが、その瞬間に伝えられるのではないでしょうか。
ですから、皆さま、そして内田社長、ごめんなさい、このスタイルで今年は更新をさせてくださいね。
さて。
一週間前、私は内田へ裏切る言葉を発してしまいました。
(あらあら、年初め、最初から暗い内容?)
その内容は、
「仕事を辞めて旅に出ます」
というものでした。
その時もわかっていました。
私は現実から逃げ出したかったのです。
弱い私でした。
しかもそれを、急に言い出しました。
私は内田だけでなく皆に心配をかけました。
暗い暗いオーラしか出しておりませんでした。
一昨日内田にお時間を頂きました。
まずはじめに内田に言われた一言。
「逃げ出したくても逃げ出せない環境の人の気持ちを考えたことありますか?」
その瞬間全身が凍りついたかのようでした。
・・・経営者を目指して学ばさせて頂いているのに、私は弟子失格だ!とその時心底思いました・・・
そう、どんなことがあっても経営者は逃げてはいけないのです。というか、逃げられないのです。
もし社員がいたら?残った人はどうなるの?
そしてその社員に家族がいたら?
預かるものの大きさ、大きな責任、大きなプレッシャーを抱えて・・・
私はそれが出来るのか?
ここで負けたっていいじゃない、楽な道に進んでしまったら?
他にも経営者なんて沢山いるじゃない、他の師匠を探せば?
ここで、また来年もお願いしますといったら、次に同じセリフは決して吐けないんだよ、耐えられる自信はあるの?
一気にさまざまな言葉・場面・選択肢・人・1年後の私・10年後の私・・・がどーーーーっと押し寄せてきました。
そして、内田はたたみかけるかのように、今思えば、試練の言葉をどんどん、どんどん、言ってきます。
考えました。
『本当に経営者を目指すのか?』ということを。
そもそも何で、経営者になりたいと思ったのか?
原点に戻りました。
母親に見せたことのない世界を見せたいため。
早く母親を楽にさせたいため。
つかの間の、その時限りの幸せを得たいのではありません。
永遠に続いて欲しい幸せをつかむため。
これが、私にとって、経営者になるんだ!と決めた1年前の選択。
もう少し言うと、私の母親は経営者です。
辛い経験を沢山してきているので娘には同じ道を歩んでほしくないと思っています。
でも私がその心をわかってあげられるためには、経営者になって同じ土俵で物事を考えることが、母親=経営者に歩み寄る第一歩だと思ったわけです。
あっ、あと、もうひとつ。
男性の『仕事』にかける思いをわかってあげられるような女性になりたい。
最初に口に出した言葉
「来年もよろしくお願いいたします。頑張ります。」
しかし、内田に言われました。
「いつもそうじゃん、明日は頑張りますってさ、何度も聞いたよ、聞き飽きたよ」
・・・・
2時間後
私の今年の目標も明確に定めることが出来ました。
ずっしりとしていた心が軽くなりました。
「経営者はいつも孤独、忍耐だよ」
頑張ります!!
自分の話ばかりですみません。
なにが言いたかったかのかというと、やっぱり内田は人に『やる気』を出させる天才だと再確認しました。
これからも私は沢山の人に、講演会やセミナーを通じて内田の培ってきた精神を伝えていきたい。そして、この場をお借りして、私が体験させて頂いていることを伝えられるのではないかと思います。
長くなりましたが、最後にもうひとつ。
昨年は沢山の人に支えて頂きました。
今私の周りにいる掛け替えのない仲間に感謝を致します。
よく内田は言います。
「僕達は人に生かされている」のだと。
昨年は私にとって、この気づきが一番大きい出来事でした。
本当に皆さま有難うございました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
康原済子